高校受験の面接でよく聞かれる質問と模範回答集

高校受験の面接では、定番の質問がいくつかあります。これらの質問に対する回答を事前にしっかり準備しておくことが、合格への鍵です。この記事では、頻出質問8選と効果的な回答のポイントを解説します。
高校受験の面接でよく聞かれる質問と模範回答集|準備が合否を分ける
高校受験の面接では、定番の質問がいくつかあります。これらの質問に対する回答を事前にしっかり準備しておくことが、合格への鍵です。この記事では、頻出質問8選と効果的な回答のポイントを解説します。
面接でよく聞かれる質問TOP8
高校受験の面接で必ず聞かれる質問をランキング形式で紹介します。
| 順位 | 質問内容 | 出題頻度 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 志望理由 | ほぼ100% | 高 |
| 2位 | 中学時代に頑張ったこと | 90% | 中 |
| 3位 | 自己PR・長所短所 | 80% | 中 |
| 4位 | 将来の夢・進路 | 70% | 中 |
| 5位 | 得意科目・苦手科目 | 60% | 低 |
| 6位 | 高校でやりたいこと | 60% | 中 |
| 7位 | 最近気になったニュース | 40% | 高 |
| 8位 | 本校の印象・魅力 | 50% | 中 |
質問1:「志望理由を教えてください」
最も重要で、ほぼ100%聞かれる質問です。

NGな回答例:
- 「家から近いから」
- 「制服がかわいいから」
- 「友達が受験するから」
好印象な回答のポイント:
- 学校見学や説明会で感じた具体的な魅力を述べる
- 自分の将来の目標と学校の特色を結びつける
- 「貴校でなければならない理由」を明確にする
模範回答例:
「私が貴校を志望した理由は2つあります。1つ目は、貴校の『国際交流プログラム』です。説明会で海外研修の話を聞き、将来の夢である国際的な仕事に就くために必要な経験ができると感じました。2つ目は、部活動と勉強の両立を支援する環境です。中学で培ったサッカーを続けながら、大学進学を目指せる貴校の教育方針に強く魅力を感じました。」
詳しくは志望動機の作り方も参照してください。
質問2:「中学時代に頑張ったことは何ですか?」
回答のポイント:
- 部活動、委員会活動、勉強など具体的な活動を選ぶ
- 困難をどう乗り越えたかを述べる
- そこから得た学びや成長を伝える
模範回答例:
「部活動のバスケットボールです。3年生の夏の大会前、定期テストと大会準備が重なり、両立に苦労しました。そこで、通学時間を活用して英単語を覚えるなど、隙間時間を有効活用する工夫をしました。その結果、テストで良い成績を取りながら大会でも県大会に進むことができました。この経験から、時間管理の大切さと、工夫次第で両立は可能だということを学びました。」
質問3:「自己PRをしてください」「長所と短所は?」
自己PRの効果的な構成は「長所+具体的エピソード+高校生活での活かし方」です。

模範回答例(長所):
「私の長所は粘り強さです。中学2年生の時、数学の成績が伸び悩んでいましたが、毎日30分の問題演習を半年間続けた結果、テストで80点以上を安定して取れるようになりました。高校でも、この粘り強さを活かして、苦手な科目にも諦めずに取り組んでいきたいと思います。」
短所の答え方:
短所を述べる際は、「短所+それを克服するための努力」をセットで伝えましょう。
「私の短所は人前で話すのが苦手なことです。しかし、この短所を克服するために、中学では積極的に委員会で発表する機会を作り、少しずつ改善してきました。」
詳細は自己PRの書き方をご覧ください。
質問4:「将来の夢や進路について教えてください」
回答のポイント:
- 具体的な職業や分野を述べる
- その夢を持ったきっかけを簡潔に説明
- 高校での学びとどう結びつくかを伝える
模範回答例:
「将来は小学校の教師になりたいと考えています。小学生の時の担任の先生が、勉強が苦手だった私を根気強く指導してくださり、その経験から教育の大切さを実感しました。貴校の教育系大学への高い進学実績を活かして、大学で教育学を学び、夢を実現したいと思います。」
質問5:「得意科目と苦手科目を教えてください」
得意科目の答え方:
得意科目を述べた後、なぜ得意なのか、どう活かすかを加えます。
苦手科目の答え方(重要):
苦手科目を正直に述べた上で、克服のための努力を必ず伝えましょう。
模範回答例:
「得意科目は英語です。洋楽が好きで、歌詞の意味を調べるうちに英語に興味を持ちました。高校では英語の実践力をさらに高めたいです。苦手科目は理科の計算問題です。そのため、毎日5問ずつ基本問題を解く練習を続けており、少しずつ正答率が上がってきています。」
質問6:「高校でやりたいことは何ですか?」
回答のポイント:
- 学校のパンフレットや説明会で知った具体的な活動に言及
- 部活動、委員会、行事など明確に
- 意欲的な姿勢を示す
模範回答例:
「2つあります。1つ目は、文化祭実行委員会に参加して、学校行事の企画運営に携わりたいです。中学で培ったリーダーシップを活かせると思います。2つ目は、ボランティア部に入り、地域貢献活動に参加したいです。貴校のボランティア部が地域の高齢者施設と連携している活動に魅力を感じました。」
質問7:「最近気になったニュースは?」
時事問題への関心を測る質問です。
答え方のコツ:
- 社会、科学、文化など幅広い分野から選ぶ
- なぜそのニュースに関心を持ったかを述べる
- 自分なりの考えを簡潔に伝える
模範回答例:
「気候変動に関するニュースです。世界各地で異常気象が報じられており、私たちの世代が本気で環境問題に取り組まなければならないと感じています。高校では理科で環境問題を深く学び、自分にできることを考えたいと思います。」
回答の3ステップ構成
どの質問にも使える基本構成は以下の通りです。
| ステップ | 内容 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 1. 結論 | 質問への直接的な回答 | 10秒 |
| 2. 理由 | なぜそう思うのか | 40秒 |
| 3. 具体化 | エピソードや今後の展望 | 70秒 |
合計で約2分程度の回答が目安です。長すぎず短すぎない、適度な長さを意識しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q:回答を丸暗記してもいいですか?
A:丸暗記は避けましょう。暗記した文章は棒読みになりがちです。キーワードを覚えておき、その場で自分の言葉で話す方が自然で好印象です。
Q:予想外の質問をされたらどうしますか?
A:慌てず「少し考えさせてください」と言って、数秒間考えてから答えましょう。無理に答えようとして支離滅裂になるよりも、誠実な態度の方が評価されます。
Q:集団面接で他の人と似た回答になったらどうしますか?
A:「先ほどの方と似た内容になりますが」と前置きして、自分なりのエピソードを加えると差別化できます。
まとめ
高校受験の面接では、よく聞かれる質問への準備が合否を分けます。志望理由、中学時代の頑張り、自己PR、将来の夢など、頻出8つの質問に対して、結論→理由→具体例の3ステップで回答を準備しましょう。基本的なマナーも忘れずに練習してください。
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