中学受験の受験票・必要書類の準備チェックリスト

中学受験では、学力試験の対策だけでなく、出願書類や受験票の準備も合格への重要なステップです。書類の不備や提出忘れは、受験資格を失うことにもつながりかねません。この記事では、中学受験に必要な書類を時系列で整理し、出願から当日まで完璧に準備するためのチェックリストをご紹介します。万全の準備で、お子さまが安心して試験に臨めるようにしましょう。
中学受験の受験票・必要書類の準備チェックリスト
中学受験では、学力試験の対策だけでなく、出願書類や受験票の準備も合格への重要なステップです。書類の不備や提出忘れは、受験資格を失うことにもつながりかねません。この記事では、中学受験に必要な書類を時系列で整理し、出願から当日まで完璧に準備するためのチェックリストをご紹介します。万全の準備で、お子さまが安心して試験に臨めるようにしましょう。
中学受験の出願に必要な書類一覧
中学受験の出願にあたっては、学校ごとに求められる書類が異なります。まずは一般的に必要となる書類を把握しておくことが大切です。

出願時に準備すべき主な書類は以下のとおりです。
| 書類名 | 内容・注意点 | 入手先・準備時期 |
|---|---|---|
| 入学願書 | 志望動機・保護者情報などを記入。下書き必須 | 学校HP・説明会で配布(10〜12月) |
| 受験料の振込証明 | コンビニ・銀行で支払い後の控え | 出願期間開始後 |
| 調査書(報告書) | 小学校の先生が作成する成績・行動記録 | 小学校に早めに依頼(11月頃) |
| 証明写真 | 願書・受験票に貼付。3ヶ月以内撮影のもの | 写真館・スピード写真(11〜12月) |
| 返信用封筒 | 学校指定のサイズ・切手を貼る | 願書入手時に同封されている場合が多い |
| 住民票の写し | 一部の学校で必要(特に国公立) | 市区町村の窓口 |
特に調査書(報告書)は小学校の担任の先生に作成を依頼する必要があるため、遅くとも11月中には依頼しましょう。学校によっては作成に2〜3週間かかる場合もあります。
願書の書き方と提出時の注意点
願書は受験生本人が記入する欄を除き、基本的に保護者が記入します。記入ミスが合否に直接影響することはありませんが、丁寧な準備は志望校への好印象につながります。

願書記入の基本ルール
- 必ず下書きをしてから清書する(鉛筆で下書き→ボールペンで清書→消しゴムで下書きを消す)
- 黒のボールペンで記入する(消せるボールペンは不可)
- 誤字脱字がないか複数回チェックする
- 志望動機は具体的に書く(学校説明会で感じたことを盛り込む)
WEB出願の場合の注意点
近年はWEB出願を採用する学校が増えています。WEB出願で最も多いミスはタイプミス(変換ミス)です。漢字の変換ミスは手書き以上に気づきにくいため、入力後は画面を印刷して紙面で確認することをおすすめします。
栄光ゼミナールによると、WEB出願では以下の点に注意が必要です。
- 受験料のクレジットカード決済は保護者名義のカードを使用する
- 入力完了後にPDFを必ず保存・印刷する
- アカウント情報(ID・パスワード)はメモして安全に保管する
証明写真の撮影ガイド
受験用の証明写真は、出願日から3ヶ月以内に撮影したものが基本です。12月中旬までに撮影を済ませておくと余裕を持って準備できます。
証明写真の撮影ポイント
- サイズは学校の指定を確認する(一般的には3cm×4cmまたは4cm×5cm)
- スピード写真の可・不可は学校によって異なる(できれば写真館がおすすめ)
- 白黒・カラーの指定も確認する
- 当日眼鏡をかけて受験する場合は、写真も眼鏡をかけて撮影する
- 前髪が目にかからないよう整える
- 制服か私服かは学校の指示に従う
栄光ゼミナールでは、受験票の写真は本人確認に使用されるため、当日の見た目と写真が大きく異なると余計な確認が入る可能性があると説明しています。
複数校受験する場合の写真枚数
複数校を受験する場合、学校ごとに写真が必要になります。最低でも受験校数×2枚(願書用・受験票用)を準備しておきましょう。写真館で撮影する場合は、データをもらっておくと焼き増しが簡単です。
郵送出願の手順と失敗しないコツ
郵送で出願する場合は、書類の送り方にもルールがあります。不備があると受理されないこともあるため、細心の注意を払いましょう。
郵送出願の5つのチェックポイント
StudyUpが紹介する郵送出願の重要ポイントは以下のとおりです。
- 「簡易書留」または「速達・簡易書留」で送る(普通郵便は不可)
- 出願締切日の1〜2日前には届くよう逆算して投函する
- 返信用封筒の宛名は「様」を二重線で消し「行」と書く
- 書類一式を入れる前にチェックリストで漏れがないか確認する
- 封筒の表面に「入学願書在中」と赤字で記入する
書類送付前の最終確認リスト
封筒に入れる前に、以下の書類がすべて揃っているか確認しましょう。
- □ 入学願書(記入済み・写真貼付済み)
- □ 受験料の振込証明書
- □ 調査書(封印された状態)
- □ 返信用封筒(切手貼付・住所記入済み)
- □ その他学校指定の書類
複数校出願のスケジュール管理法
中学受験では複数の学校を受験することが一般的です。出願期間や必要書類が学校ごとに異なるため、しっかりとしたスケジュール管理が不可欠です。
出願管理表の作り方
エクセルやスプレッドシートで、以下の項目を横軸に受験校、縦軸に管理項目を配置した表を作成しましょう。
| 管理項目 | A校 | B校 | C校 |
|---|---|---|---|
| 出願方法 | WEB | 郵送 | 窓口 |
| 出願期間 | 1/5〜1/10 | 1/8〜1/15 | 1/10〜1/12 |
| 試験日 | 2/1 | 2/2 | 2/3 |
| 必要書類 | 願書・写真 | 願書・調査書・写真 | 願書・写真・住民票 |
| 受験料 | 25,000円 | 30,000円 | 22,000円 |
| 出願状況 | ✅完了 | 📝準備中 | ⏳未着手 |
受験カレンダーなどの専用アプリを活用すると、複数校の出願期間や試験日を一括管理できます。A4サイズで印刷してリビングの壁に貼っておくと、家族全員でスケジュールを共有できます。
受験票の管理と当日の持ち物リスト
受験票は試験当日に必ず必要です。受験票を忘れると、試験会場に入れない可能性もあるため、万全の対策が必要です。

受験票の管理方法
- クリアファイルに入れて保管する(折れ曲がり・汚れ防止)
- 受験票のコピーを取っておく(紛失時の再発行に備えて)
- 複数校の受験票は学校ごとにファイルを分ける
- 受験番号は別途メモしておく
受験当日の持ち物チェックリスト【受験生】
リセマムや3ステップ受験の情報を参考に、当日の持ち物をまとめました。
必須アイテム:
- □ 受験票(クリアファイルに入れて)
- □ 鉛筆(5〜6本・削っておく)
- □ 消しゴム(2〜3個)
- □ 鉛筆削り
- □ 定規・コンパス(学校の指示による)
- □ 腕時計(予備も1つ。アラーム音なしに設定)
あると安心なもの:
- □ 参考書・ノート(直前の見直し用)
- □ ハンカチ・ティッシュ
- □ 飲み物・軽食
- □ マスク(予備も2〜3枚)
- □ 使い捨てカイロ
- □ 常備薬(必要な場合)
- □ 身分証明書(受験票紛失時に備えて)
受験当日の持ち物チェックリスト【保護者】
保護者も当日は万全の準備が必要です。
- □ 受験票のコピー
- □ 入試要項のコピー
- □ 携帯電話・モバイルバッテリー
- □ 財布・ICカード
- □ スリッパ(保護者控室用)
- □ 靴を入れる袋
- □ 筆記用具・メモ帳
- □ 防寒具(ひざ掛け・カイロ)
- □ 飲み物・本や雑誌(待ち時間用)
書類準備の時系列スケジュール
書類準備は早めに始めることが大切です。以下の時系列を参考に、計画的に進めましょう。
| 時期 | やるべきこと |
|---|---|
| 9〜10月 | 志望校の募集要項を入手、必要書類を確認 |
| 10〜11月 | 調査書の作成を小学校に依頼 |
| 11月 | 証明写真を撮影(データも保存) |
| 12月 | 願書の下書き・清書、返信用封筒の準備 |
| 12月下旬 | 全書類の最終チェック、出願管理表を完成 |
| 1月上旬 | 出願開始(WEB・郵送・窓口) |
| 試験前日 | 持ち物の最終確認、受験票をカバンに入れる |
| 試験当日 | 出発前に受験票・筆記用具をダブルチェック |
まとめ:準備の徹底が安心と自信につながる
中学受験の書類準備は、やるべきことが多く大変ですが、一つひとつ確実にこなしていけば難しいことではありません。重要なポイントをおさらいしましょう。
- 調査書は11月中に小学校へ依頼する
- 証明写真は12月中旬までに撮影を完了する
- 願書は必ず下書きをしてから清書する
- 郵送出願は簡易書留で、締切の1〜2日前に届くよう投函する
- 複数校の出願はスケジュール管理表で一括管理する
- 受験票はクリアファイルに入れ、コピーも取っておく
書類準備を万全にすることで、お子さまも保護者も安心して試験当日を迎えることができます。このチェックリストを活用して、受験準備をスムーズに進めてください。受験生の健康管理と合わせて、心身ともに万全の状態で入試本番に臨みましょう。
この記事について:当サイトの記事は、教育分野に精通した編集チームが、信頼できる情報源に基づいて作成・レビューしています。記事の内容は定期的に見直し、最新の情報に更新しています。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。誤りや改善点がございましたら、お問い合わせからご連絡ください。
関連記事

中学受験の試験会場の下見と当日の注意事項
中学受験の入試本番は、お子さまにとって人生で初めての大きな試練です。どれだけ勉強を積み重ねてきても、試験当日に想定外のトラブルが起きると、実力を発揮できずに終わってしまうことがあります。そこで重要になるのが、試験会場の事前下見と当日の万全な準備です。
続きを読む →
中学受験直前の体調管理とインフルエンザ対策
中学受験の入試本番は毎年1月~2月に行われますが、この時期はちょうどインフルエンザや風邪が流行するシーズンと重なります。どれだけ勉強を頑張ってきても、当日に体調を崩してしまっては実力を発揮することができません。この記事では、受験直前期の体調管理の方法、インフルエンザの具体的な予防策、そして万が一体調を崩してしまった場合の対処法まで、詳しく解説します。受験直前の総合的な対策と合わせて、体調面の準備も
続きを読む →
中学受験本番のケアレスミスを徹底的に防ぐ方法
中学受験の入試本番では、たった1問のケアレスミスが合否を分けることがあります。調査によると、約34%の受験生がケアレスミスによって1〜2点差で不合格になったと報告しています。「実力はあるのにミスで落ちた」という悔しい結果を防ぐためには、ケアレスミスを「たまたまの失敗」ではなく「対策すべき課題」として捉えることが重要です。
続きを読む →
中学受験の不合格時の気持ちの切り替え方
中学受験で不合格という結果を受けたとき、子どもも親も大きなショックを受けます。何年間も努力を重ねてきたからこそ、その悲しみは計り知れません。しかし、不合格は人生の終わりではなく、新たなスタートラインでもあります。この記事では、中学受験のメンタルケアの観点から、不合格の気持ちを前向きに切り替える具体的な方法を解説します。東洋経済オンラインの専門家インタビューでも指摘されている通り、不合格の経験をどう
続きを読む →
中学受験の合格発表から入学手続きまでの流れ
中学受験の本番が終わり、いよいよ合格発表の瞬間を迎えます。しかし、合格を喜ぶのも束の間、入学手続きには厳しい期限があり、手続きを忘れると合格が取り消しになってしまうケースもあります。この記事では、中学受験の入試直前対策を経て見事合格を勝ち取った後、入学手続き完了までに必要なすべての流れを時系列で詳しく解説します。複数校を受験するご家庭が増える中、スケジュール管理と手続きの抜け漏れ防止は合格後の最重
続きを読む →
中学受験の繰り上げ合格の仕組みと可能性
中学受験の合格発表後、「繰り上げ合格」という言葉を耳にしたことはありませんか?正規の合格発表では不合格だったにもかかわらず、後日学校から合格の連絡が届くことがあります。この繰り上げ合格は、中学受験ならではの複数校受験が生み出す独特の制度です。この記事では、繰り上げ合格の仕組みから実際の連絡方法、親としての心構えまでを詳しく解説します。
続きを読む →