中学受験の志望校の選び方と決め方完全ガイド

「この学校で良かった」と思える志望校選びをするためには、何を基準に、どのタイミングで決めればいいのでしょうか。本記事では、失敗しない志望校の選び方と決め方を具体的に解説します。
中学受験の志望校の選び方と決め方完全ガイド
「この学校で良かった」と思える志望校選びをするためには、何を基準に、どのタイミングで決めればいいのでしょうか。本記事では、失敗しない志望校の選び方と決め方を具体的に解説します。
志望校を決めるまでの5ステップ
| ステップ | 内容 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 1 | 情報収集と幅広い見学 | 小4〜小5前半 |
| 2 | 候補校のリストアップ | 小5前半 |
| 3 | 第一志望の仮決定 | 小5後半 |
| 4 | 模試結果を踏まえた調整 | 小6前半 |
| 5 | 最終決定と併願校の確定 | 小6秋〜冬 |
選び方の基準:偏差値以外に大切なこと
ともの会でも強調されている通り、偏差値は学校選びの1つの指標に過ぎません。

チェックすべき10の項目
| 項目 | チェックポイント | 確認方法 |
|---|---|---|
| 教育理念 | お子さんの価値観と合うか | 説明会・HP |
| 校風 | 自由系か管理系か | 文化祭見学 |
| カリキュラム | 先取り型か深掘り型か | 説明会で質問 |
| 進学実績 | 実績の読み方 | パンフレット |
| 通学時間 | ドアtoドアで60分以内 | 実測 |
| 学費 | 6年間の総費用 | 募集要項 |
| 設備 | 図書館・実験室・ICT | 見学時に確認 |
| 部活動 | やりたい部活があるか | 在校生に聞く |
| いじめ対策 | 学校の方針と実績 | 説明会で質問 |
| 給食・弁当 | 保護者の負担 | 募集要項 |
「お子さんとの相性」の見極め方
ダイヤモンド教育ラボでも指摘されている通り、学校とお子さんの「相性」が最も重要です。
相性チェックリスト
| タイプ | 向いている学校 |
|---|---|
| 自主性が高い | 自由な校風の学校 |
| コツコツ型 | 課題が多い面倒見の良い学校 |
| 活発で元気 | 部活動が盛んな学校 |
| 知的好奇心旺盛 | 実験・研究が充実した学校 |
| おとなしい性格 | 少人数制の学校 |
親子での話し合い方
効果的な進め方
- 見学後に必ず振り返り: 「どんな印象だった?」とお子さんに聞く
- 親の意見は後から: まずお子さんの感想を聞いてから、保護者の意見を伝える
- 比較表を作る: 見学した学校を一覧にして比較

PISA塾でも、お子さんが「行きたい」と思える学校をモチベーションにすることの重要性が述べられています。
意見が食い違った場合
- お子さんの意思を尊重する(通うのはお子さん自身)
- 見学をもう一度行って再確認する
- 塾の先生に客観的な意見を求める
- 学校の教育方針を再度確認する
決定のタイミングと注意点
理想的なスケジュール
直前期に志望校を変更する場合
- 偏差値が大幅に足りない場合は現実的な判断も必要
- ただし「絶対に受けたい」という気持ちがあるなら挑戦も選択肢
- 安全校をしっかり確保した上で挑戦する
志望校選びのNG行動
| NG行動 | 理由 |
|---|---|
| 偏差値ランキングだけで決める | 校風との不一致のリスク |
| 友達が行くからという理由 | 自分に合わない可能性 |
| 塾の実績稼ぎに乗せられる | 子どものためにならない |
| 1校も見学せずに決める | 入学後のギャップ |
| 親の見栄で選ぶ | 子どもの幸せが最優先 |
よくある質問(FAQ)
Q: 何校くらい見学すべき?
A: 最低5校、できれば10校程度見学することをおすすめします。複数校を比較することで、お子さんに合う学校が見えてきます。
Q: 志望校が決まらない場合は?
A: 焦る必要はありません。全体のスケジュールを確認し、小6の夏までに方向性が定まれば十分です。
お子さんが笑顔で6年間を過ごせる学校を見つけることが、志望校選びの最大の目標です。偏差値に振り回されず、お子さんの個性と学校の特色がマッチする最適な一校を探しましょう。
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