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高校受験の数学対策|基礎から応用まで偏差値アップの勉強法

高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド

公開日:2026年2月22日更新日:2026年2月23日
相似の証明の完全攻略 - illustration for 高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド

高校入試の数学で図形問題は配点の25〜30%を占める最重要分野です。特に証明問題は都立入試で配点7点と、1問あたりの配点が最も大きい問題になっています。「証明問題が苦手」という受験生は多いですが、実は証明問題はパターンが決まっているため、コツさえ掴めば確実に得点できます。

高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド

高校入試の数学で図形問題は配点の25〜30%を占める最重要分野です。特に証明問題は都立入試で配点7点と、1問あたりの配点が最も大きい問題になっています。「証明問題が苦手」という受験生は多いですが、実は証明問題はパターンが決まっているため、コツさえ掴めば確実に得点できます。

この記事では、図形問題の基本的な解き方から証明問題の書き方まで、具体的に解説します。数学対策の全体像と合わせて確認してください。

高校入試の図形問題の出題パターン

入試で出題される図形問題は、大きく3つのパターンに分かれます。

パターン内容配点目安
角度・長さを求める平行線の性質、円の性質を利用3〜5点
面積・体積を求める公式の応用、分割・合成5〜8点
証明問題合同・相似の証明5〜7点

平面図形では角度・面積・証明の3種類が中心で、空間図形では体積・表面積・展開図が出題されます。

参考:高校入試の平面図形問題、でるのは3パターン!

図形の基本公式と性質を完璧にする

図形問題を解くための土台は、公式と性質の暗記です。

必ず覚えるべき公式

図形公式
三角形の面積底辺 × 高さ ÷ 2
平行四辺形の面積底辺 × 高さ
台形の面積(上底 + 下底) × 高さ ÷ 2
円の面積πr²
円の周の長さ2πr
円錐の体積πr²h ÷ 3
球の体積4πr³ ÷ 3

必ず覚えるべき性質

  • 平行線の同位角・錯角は等しい
  • 三角形の内角の和は180°
  • 円周角は中心角の半分
  • 接線と半径は垂直に交わる
  • 二等辺三角形の底角は等しい

これらが身についていないと、どんな問題にも対応できません。計算力の強化と並行して覚えましょう。

合同の証明の完全攻略

合同の証明は中2で習い、入試で最も出題される証明問題です。

三角形の合同条件(3つ)

条件内容
3辺が等しいAB=DE, BC=EF, CA=FD
2辺とその間の角が等しいAB=DE, ∠B=∠E, BC=EF
1辺とその両端の角が等しいBC=EF, ∠B=∠E, ∠C=∠F
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直角三角形の合同条件(2つ)

条件内容
斜辺と1つの鋭角が等しい斜辺=斜辺, 鋭角=鋭角
斜辺と他の1辺が等しい斜辺=斜辺, 1辺=1辺

証明の書き方テンプレート

```

△ABCと△DEFにおいて

仮定より、AB = DE …①

○○より、BC = EF …②

△△より、∠B = ∠E …③

①②③より、2辺とその間の角がそれぞれ等しいので

△ABC ≡ △DEF

```

参考:合同の証明のコツとは? - StudySearch

相似の証明の完全攻略

相似の証明は中3で習い、難易度が高い分、配点も大きくなります。

相似の証明の完全攻略 - illustration for 高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド
相似の証明の完全攻略 - illustration for 高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド

三角形の相似条件(3つ)

条件内容
3組の辺の比がすべて等しいAB:DE = BC:EF = CA:FD
2組の辺の比とその間の角が等しいAB:DE = BC:EF, ∠B=∠E
2組の角がそれぞれ等しい∠A=∠D, ∠B=∠E

相似の3つの基本パターン

相似の問題には3つの典型パターンがあります。

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1. ちょうちょ型:2つの三角形が交差するように重なっている形。対頂角が等しいことを利用する。

2. 重複型:大きい三角形の中に小さい三角形が含まれている形。共通の角を利用する。

3. 反転型:向きが逆になっている形。平行線の錯角を利用する。

この3パターンを覚えれば、ほとんどの相似の問題に対応できます。応用問題の解き方も参考にしてください。

参考:証明(合同・相似)が苦手な人へ - 教遊者

証明問題を解く5つのコツ

コツ1:結論から逆算する

証明問題では「何を証明するか」をまず確認し、結論から逆算して考えます。例えば「△ABC ≡ △DEF を証明せよ」なら、合同条件を満たすために「どの辺やどの角が等しいことを示せばいいか」を先に考えます。

証明問題を解く5つのコツ - illustration for 高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド
証明問題を解く5つのコツ - illustration for 高校受験数学の図形・証明問題の解き方ガイド

コツ2:図に情報を書き込む

問題文から読み取れる情報(等しい辺、等しい角、平行など)をすべて図に書き込みます。等しい辺には同じ印、等しい角には同じ印をつけることで、使うべき条件が見えてきます。

コツ3:共通な辺・角を見つける

2つの三角形が重なっている場合、共通な辺や共通な角が存在します。これを見つけると、あと2つの等しい関係を示すだけで証明が完成します。

コツ4:仮定以外の等しい関係を探す

仮定で与えられる情報以外にも、以下から等しい関係が導けます:

  • 対頂角は等しい
  • 平行線の錯角・同位角は等しい
  • 二等辺三角形の底角は等しい
  • 円周角の定理

コツ5:証明のテンプレートを暗記する

証明の「書き方」自体はパターンが決まっています。テンプレートを暗記して、当てはめるように書く練習をしましょう。

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参考:図形の証明問題の書き方紹介 - 個別教師Camp

角度・面積を求める問題の攻略法

証明以外の図形問題の解き方も押さえましょう。

角度問題のコツ

  • 平行線があれば同位角・錯角を探す
  • 三角形があれば内角の和180°を利用
  • があれば円周角の定理を利用
  • 補助線を引いて新しい三角形を作る

面積問題のコツ

  • 複雑な図形は単純な図形に分割する
  • 「全体から引く」方法も有効(全体の面積 − 不要な部分)
  • 等積変形(底辺が同じなら高さが同じ三角形は面積が等しい)を活用
  • 三平方の定理で高さや辺の長さを求める

空間図形のコツ

  • 展開図を描いて考える
  • 断面図を活用して立体を平面に変換する
  • 回転体は底面積 × 高さの基本公式に帰着させる

偏差値を効率的に上げるコツも合わせて実践してください。

図形問題の実戦演習プラン

期間やること目標
1週目角度・面積の基本公式を総復習公式を即座に使える状態に
2週目合同の証明問題を10問解くテンプレートで書けるように
3週目相似の証明問題を10問解く3パターンを見分けられるように
4週目入試過去問の図形大問を集中演習実戦力の完成

おすすめ問題集から図形に強い教材を選び、過去問と組み合わせて演習しましょう。

まとめ:図形・証明は「パターン暗記」で攻略できる

図形・証明問題は一見難しそうに見えますが、パターンが限られているため対策がしやすい分野です。

  • 証明問題は合同条件3つ+相似条件3つを完璧に暗記
  • 相似にはちょうちょ型・重複型・反転型の3パターン
  • 結論から逆算して必要な条件を考える
  • 図に情報を書き込む習慣をつける
  • テンプレートを暗記して書き方を定着させる
  • 角度・面積は公式+補助線で解く

証明問題で確実に得点できれば、数学全体の点数が大きく伸びます。効果的な勉強法と組み合わせて、計画的に対策を進めてください。

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