SAPIX(サピックス)の特徴・カリキュラム・口コミ評判

SAPIX(サピックス)は、中学受験の最難関校で圧倒的な合格実績を誇る進学塾です。開成中学・桜蔭中学の合格者の60%以上がSAPIX生という実績は、他の追随を許しません。しかし、すべての子供に合うわけではなく、家庭の協力体制も重要です。この記事では、SAPIXの特徴からカリキュラム、費用、口コミ評判まで徹底解説します。
SAPIX(サピックス)の特徴・カリキュラム・口コミ評判
SAPIX(サピックス)は、中学受験の最難関校で圧倒的な合格実績を誇る進学塾です。開成中学・桜蔭中学の合格者の60%以上がSAPIX生という実績は、他の追随を許しません。しかし、すべての子供に合うわけではなく、家庭の協力体制も重要です。この記事では、SAPIXの特徴からカリキュラム、費用、口コミ評判まで徹底解説します。
SAPIXの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | SAPIX小学部(サピックス小学部) |
| 運営会社 | 株式会社日本入試センター |
| 設立 | 1989年 |
| 校舎数 | 首都圏を中心に約50校 |
| 対象学年 | 小学1年〜6年 |
| 指導形態 | 集団授業(少人数制) |
SAPIXのカリキュラムの特徴
復習型カリキュラム
SAPIXは「復習型」のカリキュラムを採用しています。授業で新しい内容を学び、自宅で復習して定着させるスタイルです。予習は不要で、授業に集中することが求められます。

スパイラル学習
同じテーマを学年をまたいで繰り返し学ぶ「スパイラル学習」を採用。学年が上がるごとに内容が深まり、確実に理解が定着します。
テキストは毎回プリント配布
SAPIXではテキストブックを使わず、毎回の授業でプリント教材が配布されます。このため、保護者によるプリントの整理・管理が必要です。
| 学年 | 通塾回数 | 授業時間 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| 小4 | 週2回 | 各3時間 | 基礎固め |
| 小5 | 週3回 | 各3時間 | 応用力強化 |
| 小6 | 週3〜4回 | 各3〜4時間 | 実践演習・志望校対策 |
参考:SAPIX比較まとめ
SAPIXの合格実績
SAPIXの合格実績は、特に最難関校で圧倒的です。
2025年度 主要校合格実績(概算)
| 学校名 | 合格者数 | 占有率(概算) |
|---|---|---|
| 開成 | 約250名 | 約65% |
| 桜蔭 | 約190名 | 約65% |
| 筑波大附属駒場 | 約100名 | 約60% |
| 渋谷教育学園幕張 | 約350名 | 約50% |
| 麻布 | 約200名 | 約55% |
※数値は概算です。
参考:2025年合格者数一覧
SAPIXの費用
SAPIXの費用は4大塾の中でも最も高い水準です。
| 項目 | 小4 | 小5 | 小6 |
|---|---|---|---|
| 月謝 | 約4.2万円 | 約5.5万円 | 約6.3万円 |
| 季節講習 | 約5万円/回 | 約8万円/回 | 約15万円/回 |
| テスト・教材 | 含む | 含む | 含む |
| 年間総額 | 約70万円 | 約100万円 | 約130万円 |
3年間の総額は約300万円が目安です。費用の詳細も参考にしてください。
SAPIXに向いている子・向いていない子
向いている子の特徴
- 負けず嫌いで競争心がある
- 自ら質問に行ける積極性がある
- 基礎学力がしっかりしている
- 家庭でのサポート体制が整っている
向いていない子の特徴
- のんびりしたペースが合う子
- 手取り足取り教えてもらいたい子
- 家庭学習の管理が難しい家庭
- 中堅校が第一志望の子
SAPIXの口コミ・評判
良い口コミ
- 「授業の質が非常に高く、先生の説明が分かりやすい」

- 「クラス替えが頻繁にあり、常に緊張感を持って学べる」
- 「合格実績は本物。最難関校を目指すならSAPIXが最適」
気になる口コミ
- 「プリントの管理が大変。親の負担が想像以上に大きい」
- 「授業についていけない子へのフォローは手薄」
- 「費用が高い。季節講習の追加費用がかさむ」
SAPIXから転塾を考える場合
SAPIXのペースについていけない場合、転塾を検討することもあります。日能研や個別指導塾への転塾が一般的です。転塾のタイミングは小5の夏前がベストです。
参考:SAPIXと他塾の違い
SAPIX入塾の準備と対策
入室テスト対策
SAPIXに入塾するには入室テストに合格する必要があります。特に人気校舎では定員が埋まることもあるため、早めの申し込みが重要です。
入塾後の家庭学習の進め方
- プリントの整理・管理システムを作る
- 毎日の復習時間を確保する
- 分からない問題は次の授業で質問するよう子供に指導する
よくある質問(FAQ)
Q1:SAPIXは何年生から入塾すべきですか?
小3の2月(新4年生)が最も一般的です。人気校舎は低学年から入塾する子も多いため、早めの情報収集をおすすめします。塾の開始時期も参考にしてください。
Q2:共働き家庭でもSAPIXは可能ですか?
可能ですが、プリント管理と家庭学習のサポートが必要です。共働き家庭のサポート術を参考に工夫しましょう。
Q3:SAPIXの偏差値50はどのくらいのレベルですか?
SAPIXの偏差値は他塾より低く出る傾向があり、SAPIX偏差値50は日能研偏差値55〜58程度に相当します。上位層が多いため、偏差値が低く見えても全体的なレベルは高いです。
まとめ
SAPIXは最難関校を目指す受験生にとって最強の選択肢の一つです。しかし、家庭の協力体制が不可欠であり、すべての子供に合うわけではありません。体験授業に参加し、子供の性格と家庭の状況を踏まえて判断しましょう。入塾後は、プリント管理と復習の習慣化が成功のカギとなります。
この記事について:当サイトの記事は、教育分野に精通した編集チームが、信頼できる情報源に基づいて作成・レビューしています。記事の内容は定期的に見直し、最新の情報に更新しています。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。誤りや改善点がございましたら、お問い合わせからご連絡ください。
関連記事

中学受験の塾の保護者面談を最大限活用する方法
中学受験の塾では定期的に保護者面談が行われます。しかし「何を聞けばいいか分からない」「あっという間に終わってしまった」という声も少なくありません。保護者面談は塾との重要なコミュニケーションの場であり、活用次第でお子さまの成績向上に大きく貢献します。
続きを読む →
中学受験の小規模塾・地域塾の魅力と選び方
中学受験の塾といえばSAPIX、四谷大塚、日能研、早稲田アカデミーなどの大手塾を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、地域に根ざした小規模塾にも大手塾にはない魅力がたくさんあります。
続きを読む →
中学受験の塾と習い事を両立させる方法
「中学受験を始めたら習い事はやめるべき?」——これは多くの保護者が悩む問題です。実際には、約70%の家庭が受験勉強と習い事を両立した経験があるというデータもあり、両立は決して不可能ではありません。
続きを読む →
中学受験の模試・テストの種類と効果的な活用法
中学受験において模試(模擬試験)は、お子さまの実力を客観的に把握し、志望校合格に向けた戦略を立てるための重要なツールです。しかし、模試にはさまざまな種類があり、どれを受けるべきか迷う保護者も多いでしょう。
続きを読む →
中学受験の塾の宿題が多すぎる時の対処法
中学受験塾に通う家庭の多くが直面する悩みが「宿題が多すぎて終わらない」という問題です。特にSAPIXや早稲田アカデミーなどの大手塾では、宿題量が膨大になることで知られています。
続きを読む →
中学受験の転塾のタイミングと成功させる注意点
「今の塾で本当にいいのだろうか」「成績が伸びないのは塾が合っていないからでは」——中学受験を進める中で、転塾を考える保護者は少なくありません。しかし転塾は大きな決断であり、タイミングを間違えると逆効果になることもあります。
続きを読む →